まず、下のスペースデネガの煉瓦の外壁をご覧下さい。
「汚い」「汚れを落とさず、だらしない」と思われる方もいるかと思います。
白いカビのような汚れは、
内部の水が溶け出し原因物質が、水とともに表面に移動し、 大気中の二酸化炭素と化合して表面に白い粉として表れる現象を 白華(エフロレッセンス)と言います。
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白華は本物の煉瓦の証です。 デネガでは、この白華やコケなどは落とす事なく自然にそのままです。 煉瓦と言うものは、白華してなんぼ、汚れてなんぼ、風化してなんぼのモノなのです。 弘前の煉瓦の建築物といえば ・吉井酒造煉瓦倉庫 ・日本聖公会弘前昇天教会教会堂 ・弘前銘醸煉瓦倉庫 など、弘前には煉瓦がよく似合う! 風化した煉瓦の建築物は本当に美しい! デネガができたのは昭和58年10月なので、27年と半年程度。 まだまだ若造の煉瓦ですね。 恐らく、白華がなくなってから本格的な風化が始まるのではないでしょうか。 弘前の煉瓦の建物と言えば? 「デネガ!」 と言われるように育ってもらいたい。 デネガの煉瓦は、北海道江別、米澤煉瓦で焼かれたものである。 創設者があえて「できるだけ汚く焼いてほしい」とこだわった煉瓦である。 |
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